駅と街のテクノロジー 西船橋のホームドアと東武船橋駅の顔認証改札
西船橋駅の東西線・東葉高速線ホームのホームドア、東京メトロ全駅整備の最後となった原木中山駅、東武船橋駅の顔認証改札。使い方と条件を公式発表で確認しました。
毎日使う駅にも、新しい技術が少しずつ入っています。船橋市内では、ホームドアの整備や、顔で通れる改札の導入が進みました。鉄道会社の公式発表で確認できたことをまとめました。
西船橋駅の東西線・東葉高速線ホームにホームドア
西船橋駅は、東葉高速鉄道・東京メトロ・JR東日本が使う駅です。東葉高速鉄道は、西船橋駅の5番線と6番線で、2025年12月20日(土)の始発からホームドアを使い始めると発表しました。
東京メトロは全駅でホームドア整備が完了へ
東京メトロは2026年3月26日、全路線・全駅(9路線180駅)でホームドアの整備が終わると発表しました。最後の駅は、船橋市内にある東西線の原木中山駅です。2026年3月28日(土)に使い始める予定と案内されました。
ただし、大規模な改良工事中の東西線南砂町駅は、一部の番線が工事の進み具合を見て整備する予定とされています。東西線では、ドアの位置や幅が違う車両が走るため、開口部の広いタイプのホームドアが使われています。
東武船橋駅に顔認証改札
東武アーバンパークラインの船橋駅と馬込沢駅には、2026年9月8日に、立ち止まらずに通れるウォークスルー型の顔認証改札を導入すると案内されています。日立と東武鉄道が運営する生体認証サービス「SAKULaLa」を使う仕組みです。既存の改札機にカメラを追加する方式です。
使うには、次の条件をすべて満たす必要があります。
- SAKULaLaに顔画像とPASMO定期券を登録していること
- 対象の乗車券はPASMO定期券だけ
- 定期券の区間に対象区間が含まれていること
- 入場する駅と出場する駅が、どちらも顔認証改札の対象駅であること
たとえば栃木駅から船橋駅のように、エリアをまたぐ使い方はできません。定期券代のほかに利用料はかかりません。登録はSAKULaLaのWebサイトで、スマートフォンのカメラを使って行います。
定期券を継続購入したあと、時期によっては一定期間、顔認証改札を使えないことがあります。そのときは、持っているPASMO定期券で改札を通るよう案内されています。
顔情報の扱い
発表によると、顔の情報は元に戻せない形に暗号化して扱います。鉄道会社が利用者から個人情報や生体情報を直接受け取らずに、サービスを提供できる仕組みとされています。
出典(2026年10月7日に確認)
- 東葉高速鉄道 西船橋駅のホームドアを12月20日(土)から使用開始します:https://www.toyokosoku.co.jp/information/news/15673.html
- 東京メトロ 全180駅においてホームドア整備が完了します(2026年3月26日):https://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews260326_23.pdf
- 東京メトロ ホームドア整備状況:https://www.tokyometro.jp/safety/barrierfree/barrierfree2/platform_doors/index.html
- 東武鉄道 顔認証改札サービス:https://www.tobu.co.jp/campaign/kaoninsho_service/
- 日立製作所・東武鉄道ほか 顔認証改札の仕組みに関するニュースリリース(2026年7月9日):https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20260707124400C7GeY6DfNjCDmaZysyrZ-w.pdf