船橋夜話
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船橋の畑の味 にんじん・小松菜・梨と直売所の探し方

住宅地のイメージが強い船橋ですが、実は全国に知られる野菜や果物の産地です。にんじん、小松菜、梨などの特徴と出回る時期、直売所の探し方を市の資料から紹介します。

船橋市内には、今も多くの田畑や果樹園があります。市のこどもホームページによると、農業をしている家は620戸、田畑と果樹園をあわせた面積は764ヘクタールです。

令和7年度の生産量を見ると、だいこん1,978トン、にんじん1,238トン、なし681トン、こまつな205トンなどとなっています。ここでは、市が「ブランド農産物」として紹介している品目を中心に取り上げます。

にんじん 春から初夏が出荷の山

船橋のにんじんは、市内北部の古和釜町や金堀町などを中心に、約80軒の農家で作られています。主に育てているのは、秋から冬に種をまく「春夏にんじん」です。出荷は4月から6月にかけて多くなります。

市によると、春夏にんじんの収穫量と作付面積は千葉県で1位です。栽培は戦後に始まり、昭和42年(1967年)に国の産地指定を受けました。平成25年(2013年)には「船橋にんじん」として、にんじんでは日本で初めて特許庁の地域団体商標に登録されています。

小松菜 一年中出回る西船の野菜

小松菜は、西船地区で盛んに作られています。ハウス栽培と露地栽培を組み合わせることで、一年を通して出荷されています。根がついたまま売られているのが特徴です。

枝豆 葉つきの束が目印

枝豆も西船地区の産物です。葉がついたまま束ねて出荷されるものが有名で、袋での出荷もあります。

梨 夏の終わりを告げる果物

梨は、市内北部を中心に作られています。市の小学校の給食だよりによると、市内には約100軒の梨農家があります。平成26年(2014年)11月には「船橋のなし」として地域団体商標に登録されました。「千葉なし味自慢コンテスト」で1位の農林水産大臣賞を受けた実績もあります。

出荷は7月下旬ごろから始まります。2026年は生育が早く、例年より約1週間早い7月24日に出荷が始まったそうです。直売所では、あまり見かけない品種に出会えることもあります。

直売所の探し方

船橋産の野菜や果物、花、魚介を扱う直売所は、市の「船橋市農水産物直売所マップ」で探せます。市のホームページからPDFでダウンロードでき、2026年8月にも更新されています。

また、船橋産の農産物を扱う市内の小売店の一覧も、市が公開しています。ただし、いつも船橋産が並んでいるとは限らず、時期によって品ぞろえが変わります。確実に手に入れたいときは、事前に問い合わせるとよいでしょう。

旬の時期に地元の畑でとれたものを味わうと、船橋の新しい一面に気づけるかもしれません。

出典(2026年10月7日に確認)

文:編集部